暑い7月。水遊びを思い切り楽しむ元気な声が園内に響き渡り、子どもたちの笑顔が沢山見られました。
令和7年度、私達は例年以上に職員研修に重要性をおき進めています。保育者一人一人の専門性の向上はもちろん、子ども理解を深め次に必要な手立てを模索していく為に、保育者同士の連携を強めていくことも目的の1つです。
研修の1つに『園内研修』があります。今年度のテーマは『もっと仲間とつながり、育ち合おう』とし、友だちや保育者など人とのかかわりに着目し、かかわることで育ち合える場面を追うことで、子ども達の成長を促す環境を再構成する営みを大切にしています。
1学期は新しいクラスの友だちや先生と仲良くなるところから始まり、好きな遊びをとおして、友だちとの距離が近くなっていきました。
例えば、5歳児はおまつりごっこをし、話し合いをしたり、友だちと協力することで更に遊びが盛り上がることを知り実体験できたり、小さい子を招きやり取りすることで、思いやりの気持ちが育つ姿に触れることができました。
一人の遊びが、どのように友だちとつながって遊びを深めていくのか。また、遊びをとおしてどのように仲間へと発展していくのかプロセスを重視し、集団での遊びを通じて自分を主張したり、相手の思いに気付けたりコミュニケーションすることで得る心地よさを味わって欲しいと願っています。
私達保育者は、子どもたちの姿から幼児理解を深め、更にはもっと繋がりを持てるよう環境構成しながら、充実した秋にしていけるよう子ども達と共に楽しんでいきたいと思います。
令和7年7月 園長
