子ども達が大好きなサークルタイムは、クラス集団などで輪になって対話をおこなう活動です。イギリスの小学校など英語圏の初等教育を中心によく用いられる教育方法のひとつで、子どもの主体性や協調性、話す力や聞く力が育まれるものとして紹介され、保育現場でも注目されるようになりました。本園でも3.4.5歳児クラスは時期や年齢に応じながら試行錯誤し取り入れ積み重ねています。今までの経験が糧になる5歳児は、行事前にどんな内容にして楽しみたいかも子ども達の話し合いを通して自分たちで考え決めていきます。
子どもの主体性を尊重し協働的な学びの保育を目指す幼児教育の中で、サークルタイムは今の遊びを発展させていくことを大切にする保育の中では、今日の遊びを明日はどんな風に発展をさせたいか言葉で表出することや対話することで思いを整理したり、明日に期待が芽生えたりより気持ちも高まることが期待できます。
また、友達の考えを『聴く』こともサークルタイムを重要視している一つです。友達の発言に「なるほど」と思うことや、「こんな風に考えていたんだ!」と友達の考えを知る切っ掛けも生まれます。相手の話を最後まで聴くという力も少しずつ身についてきたように感じています。
本園が大切にしている『今日から明日へ繋がる保育~一人一人のもっとをつなげよう』は、まさにサークルタイムが大きな鍵を握っていると感じています。今日もみんなで顔を見合わせ、自分の思いを話しながら、友達の声に耳を傾け明日に期待を膨らめるそんな大切な時間を過ごし、自分たちで協同的に作りあげる面白さや喜びを味わってほしいと願っています。
令和8年 2月 園長
