1学期、子どもたちは新しい環境に飛び込み、先生や友だちと一緒に楽しく充実した時間を過ごしました。当初は、お父さん・お母さんと離れることを寂しがっていた子も少しずつ自分の好きなものを見つけ、手に取りながら安心して遊ぶことができるようになりました。
友だちとおもちゃの取り合いをして大騒ぎした子も、「か~し~て~」と言えるようになり、物の貸し借りや順番を知り「い~い~よ~」と受け入れてもらった時の心地よさや大切さを知りました。日々成長していく子ども達の姿を微笑ましく、また頼もしく感じています。
私たちはより質の高い保育を目指すために研修を大切にしています。外部での研修はもちろんですが、同じテーマに向かって学びを深める園内研修では『もっと異年齢とつながり、育ちあうためには』というテーマのもと、より様々な年齢の友だちと触れ合いかかわりを持ち、育ちにつなげるためにはどのような環境が必要か模索しています。
職員間で共通意識をもちながら、意図的に環境を作りそれらを積み重ねていくことを試行錯誤で取り組んでいます。その中で、5歳児が1.2歳児の昼寝の寝かしつけの手伝いにいく『とんとんタイム』が始まりました。同じ園内に居てもフロアが違うと知らないこともたくさんあり、ドキドキワクワクしながらお昼寝準備に向かう5歳児の表情や、お兄さん達が来てくれることを楽しみにしている様子が見られます。
5歳児にとっては、小さな子のお世話に行くという事だけではなく、自分たちも小さな時があったこと。こんな風にトントンしてもらいお昼寝したこと。また、周りの大人に支えてもらい大きくなったことに気付く子もいて、経験出来たことを吸収し心の育ちに繋がっていることを実感しました。
これからもより質の高い保育を目指していけるよう、職員で新しい試みも見つけながら挑戦し、子どもたちの心が更に豊かになるように進めていきたいと思います。
令和8年 8月 園長

