心地良い風に乗り、園庭の鯉のぼりが気持ちよく泳ぐ季節となりました。
令和7年度がスタートし、入園児・進級児ともに新しい環境に戸惑いながらも好きな遊びや好きな場所を見つけ、先生や友達と一緒に楽しく過ごせるようになっており、一歩ずつ前進し成長している姿を感じています。
今年度本園は、より質の高い保育を目指し深めるよう『研修』からの学びに重点を置きながら進めて行こうと考えています。研修のテーマは『もっと仲間とつながり、育ち合おう』と掲げ、保育者や友達との繋がりを軸に子ども理解を深めていくこと。また、学び続けることで組織としてのチーム力向上に努めていくことを目指しています。
少子化、保育のニーズの多様化など園を取り巻く環境が変化している中、保育者はこれまで以上に専門性を高めることが求められています。子どもの主体性を最大限尊重し、生活や遊びの中でのプロセスを大切に捉え紡いでいくために、子どもの興味・関心を理解する力、子どもの発達の特性を見取る力、個々の子どもを洞察し理解を深める力が保育者に必要になります。その育ちと学びを支えるのが保育の専門性と考えます。
知識や技術はもちろん、判断力・活用力・応用力が含まれる実践力を高めていきたいと思います。笑顔溢れる子どもたちの成長に負けないよう、学びをとおし専門性を高めていきたいと思います。
令和7年4月 園長
