子どもたちのエピソード(12月)

 11月末、ボランティアの保護者の方々と園庭の畑をリニューアルしました。溢れた土を砂場横に運んでいただきタイヤで固定。小さな築山ができ子どものお気に入りの場所がまた1つできました。小さな変化も子ども達の遊びの刺激となり、遊びが大胆になってきています。2歳児や満3歳児も繰り返し登り、頂上で大歓声を上げ達成感を味わっていました。

 園庭には18本の木が植樹されており、季節の花や実が遊びに彩りを与えてくれます。今年はみかんの木に可愛いサイズのみかんが300個以上実りました。年長組が収穫し、園児数とみかんの数を数え相談しながら全園児に配ってくれました。またドングリも驚くほどたくさん実り、夢中でどんぐり拾いを楽しみ、おままごとや制作に利用し遊ぶ事ができました。

 たちばな幼稚園には、シンボルツリー「やまもも」の木があります。この木は、子ども達が木登りできる木として開園当初から植樹されており、現在の場所に移転する時に一緒に引っ越してきました。(旧園舎では南側のブランコがあった辺りに植樹されていました。現在は、あさがお組保育室前に植樹しています)50年以上もの間、木登り好きな子どもたちにチャレンジの場を与えてくれています。

 園庭は学年を超えていろんな子どもたちとコミュニケーションができる場です。これからも子どもたちの好奇心・探究心がくすぐられる場。子どもたちの力が出しきれる場。夢中になって遊び込める場とし、より魅力的で充実した遊びが展開できる園庭になるよう開拓していきたいと思っています。

令和5年12月  園長

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