子どもたちのエピソード(2月)

 園庭の花壇やプランターには、11月に4歳児が植えたちゅうりっぷやヒヤシンスの球根が芽を出し、春の訪れを感じさせてくれます。子ども達はその姿を眺めながら、何色の花が咲くのか目を凝らし、胸を弾ませている会話が聞こえてきました。

 日頃より、たちばな幼稚園では『あいさつ』を大切にしています。大人から促さなくても自然に自分の言葉で表現でき習慣になることを目標とし、それを意識した環境を全職員で作っています。

 あいさつはコミュニケーションの基本となります。自分から挨拶できるよう育って欲しいとの願いは、保護者の方々もお持ちだと思います。子ども達は身近な大人を見て育つので、まず大人が挨拶をする姿を見せることが大切になります。どんな時でも「おはよう」「ありがとう」「ごめんね」など私達大人もしっかり声に出して伝えているか振り返っていきたいですね。

子ども達は、信頼している身近な人の言動を見本として成長していきます。外でも家でも自然とあいさつできる姿を見て真似し、タイミングも理解できるようになりますので園と家庭と共に意識していきましょう。

2学期より『自分から挨拶できるかな?』と子ども達に投げかけてきました。当初はこちらから声をかけることがほとんどでしたが、現在の登園時は、ほとんどの子ども達が自分から「おはようございます!」と元気よく挨拶をし、気持ちよくスタートすることができています。出来るようになったことを、当たり前と捉えずにおおいに認め自信の1つとして繋げていきたいと願っています。

令和6年2月  園長

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