今年度、『もっと遊びたくなる園庭作り~異年齢とのかかわりを通して育ち合うために~』という点に着目し園内研修に取り組んでいます。
0歳児から5歳児が過ごしている本園では様々な年齢の友だちとの触れ合い・かかわることを大切にしています。その中で、『かかわり』は一緒に遊ぶというだけではなく、年上の子どもたちの遊びの残りを受けながら真似て遊ぶ事は、遊びが繋がっていることも『かかわっている』ということであり、そんな姿を多く目に触れることができました。
特に、園庭は異年齢とのつながりが生まれる場面が多く見られます。夏に楽しんだ流しそうめんの経験は、子どもたちの水路遊びに発展しました。「明日も続きをやろう」と残していった遊びの足跡を追い、小さな子ども達も真似をして遊びに挑戦しています。環境を通してやってみたいという思いが生まれ、興味や好奇心が芽吹き育ちに向かっている姿を多く見せてくれました。
また、秋頃からは5歳児で盛り上がっていたリレーを4歳児が引き継ぎ楽しんでいます。「どうしたら早く走れるか?」「どうしたら勝てるようになるか?」など4歳児の質問を5歳児がアドバイスする姿は微笑ましく頼もしさも感じました。
『やってみたい』と心が動く時に、子どもは育ちに向かっていると捉えます。来年も子ども達のもやりたい気持ちが発揮され、もっと遊びを深めていきたくなる環境を目指していきたいと思います。
令和6年12月 園長
※5歳児が鏡餅を作ってくれました。 2025年もよい年になりますように!


